夏の暑さに勝るとも劣らない、熱いゲームに沸いたスペシャルマッチ！ / イオン北海道

福岡ソフトバンクホークスとの3連戦最終日の7月14日、気持ちのいい青空のもとエスコンフィールドHOKKAIDOでイオン北海道スペシャルマッチが開催されました。この日、ネクスト･サークルsupported by イオン北海道のプロジェクトとして招待されたのはこちらの3チーム。

勝ち負けだけではなく基礎を大事にしながら、仲良くのびのびと野球をしているという登別青葉パワーズ。

登別市鷲別小学校の子供たちを中心に、『元気・全力・礼儀』をモットーに活動している鷲別ランナーズ。

そして、先輩後輩という礼儀は重んじながらも意見交換は率直にしているという江別市立野幌中学校野球部の選手たちです。

まず登別の2チームが案内されたのは、MUFG Co-Creation Room（プレスルーム）。
地元帯広市出身の杉浦稔大（としひろ）投手と河野竜生（りゅうせい）投手が、そこにサプライズ登場しました。
杉浦投手からは「普段はなかなか来られないかもしれないエスコンフィールドHOKKAIDOを楽しんで、試合を見て勉強して帰ってください。」、河野投手からは「短い時間ですが交流出来たらうれしいです。今日の試合もいいゲームをして勝ちますので、応援してください。」との挨拶をもらい、願ってもない特別な時間が幕を開けました。

ここからは憧れの選手へ質問タイムです！
野球をはじめたきっかけを問われると「父親が野球をやっていて、母親もソフトボールをや
っていたので、記憶のないころから野球をやっていて、小さいころからプロ野球選手になりたいと思っていました。」と杉浦投手。
「3つ上の兄がいるんですが、幼稚園の頃には兄を追っかけて野球をやっていて、気づいたらプロ野球選手を目指すようになっていました。」と河野投手。

調子が悪い時はどうやって投げているのかという質問には「野球はピッチャーが投げないと始まらないし、みんなから見られるポジションなので自分がチーム代表だと思って、調子が悪くてもなげやりには絶対ならないように、結果は悪かったとしても信頼を裏切らないように心がけています。」「調子が悪いと感じると不安になるけど、自分を信じて、結果はなるようにしかならないと思って開き直って投げています。」とそれぞれ答えてくれました。

続いて招かれた野幌中学校のメンバーからは、投げる球を速くする方法を教えてください、というストレートな質問が飛びました。「一番は体。中学生はまだ体が成長中なので、体ができていないうちに無理をして投げるとケガを引き起こすので、普通に練習して体を作っていれば、成長が追いついてきて、自然と速い球が投げられるようになると思います。」と答えた杉浦投手。
河野投手からは「自分は他の選手と比べて体は大きくないので、体を大きく使って、腕だけでなく全身を使って投げることを心がけています。でも中学生の今は、いっぱい食べて、いっぱい寝れば、自然と速くなると思いますよ。」と、励ましのメッセージが送られました。

ヒットを打たれた時のメンタルの保ち方を教えて欲しいという、ピッチャーを務める選手からの質問には「まずヒットは打たれるものと思った方がいいと思います。点を取られなければ、最少失点で抑えられればいいと思えばいい。相手も打とうとしてバッターボックスに立っているし、打つ実力もあるので、ヒットは出る。塁に出られてもホームに返さなければいいものと思って、あとは自分を信じて投げる。自分を信じられるだけの練習をすることが大事だと思います。」
「そのイニングでヒットを1本打たれたとしても、2本目はないだろうと思って、バッターを見下ろすくらいの気持ちで投げています。すごいバッターでも３割しか打たないのだから、7割は打てないってことだし。ストライクゾーンの厳しいところに投げられれば、打たれないと思えるように練習しています。」と、両選手が親身なアドバイスを返してくれました。